
皆さんは年間に何回ぐらいトレードしてますか?
常勝のトレーダーや投資家ほど、実は取引回数が少ない傾向にあります。今回は、その理由や勝つ秘訣について書いていこうと思います。

- ブログ歴2005年~現在
( 無料ブログでの最高月収15万円 WordPressブログでの最高月収1,500万円 )
- WordPressブログ開設から1年5ヶ月でブログ収入 月1,500万円達成
( 複数のブログを運営し、そのうちの1つが月間最高1,500万円 )
- 実績:企業様から企業発信ブログの執筆依頼を複数獲得
( 今は全て断っています )
- 2022年のビットコイン暴落相場で資金2.5倍アップ達成
( 現物取引のみのトレードです。ショートは使ってません )
本当に勝ちたいなら待つべし
「これから投資やトレードを始めてみよう」
あなたがそう思ったとき、日足チャートや月足チャートを見て上昇トレンドだったらどうしますか?

多分ですが、最初の数日間は「安く買いたい」と思い、下がるのを待って様子を見るのではないでしょうか?
しかし、待っても待っても下がるどころか上がっていくばかり。やっと下がってきたと思ってもまた上がってしまう。
モヤモヤするなぁ。これ、下がらないんじゃない?
今を逃したらもう買えないよ
SNSでも「今が最後の買い場」とか言われてるしなぁ
どこまでも上がっていきそうだよね
もう待てない!
そして我慢できなくなって高値圏で購入!!
その結果、あれほど待っても下がってこなかった相場だったのに、自分が買った途端、急に下がり始めてしまうという現象に。
そして、流石にもうこれ以上は相場の下落に耐えられないと思って全部売った瞬間、相場が急上昇するという一番悲しい結末に。
多くの人が相場で経験するであろう「自分が買ったら価格が下がっていき、自分が売ったら価格が上がっていく」の典型ができあがります。
これは投資手法も投資マインドも間違ってるからこそ経験してしまうことなんですよね。
勝てるときもあるけど、最終的には負けて終わるというパターンです。
私自身がまさにこのダメな投資手法を使って何度も失敗してきたという経験があり、投資手法と投資マインドを見直して徹底的に頭に叩き込んだ結果、暴落相場においても勝てるようになったので、投資は感情でやるものではないという結論に至りました。
ここで言いたいことは、投資で大きく勝ちたいならば何日でも何ヶ月でも何年でも納得のできる価格まで落ちてくるのを待とうということです。数日待ったとかは待ったうちに入りません。
私の知り合いの億万長者は狙った銘柄の大暴落の日まで10年間待ち続けたと言っていました。そして、貯めてきた数百万円のお金をその大暴落のときに全て投入して億り人になったそうです。気の遠くなるような話ですけどね。
新規銘柄の割安感は信じてはダメ
暗号資産の取引をしていると、大手企業が出資しているような暗号資産銘柄が新規上場したりすることがあります。
そういう銘柄はほぼ間違いなく上場時に大きく価格を上げ、凄いときは50倍以上にもなったりします。
しかし、どんな銘柄であっても翌日からはどっちに動くか分かりません。
今回は仮に下げてきたとしましょう。

上のチャートは超大手企業も関わっている暗号資産銘柄のチャートです。このチャートを見ると最高値は約8ドルとなっていて、そこからどんどん下がっていってますね。この場合、どこで買うのが良いのでしょうか?
ここで問題となるのが新規上場銘柄に対して感じる直感的な割安感です。
上の例で言うと、8ドルまで高騰したものが最終的には0.27ドルにまで落ちています。約96%ダウンですね。価格的にはもうゴミの領域です。
超大手企業が関わっているから安心という理由で安く買いたいと思ってた人達も多かったでしょうが、底なし沼のように価格は下がっていきました。
価格の底は誰にも分かりませんが、8ドルだったものが3ドルになったとしたら買いたいと思いませんか?さらにもっと下がって1ドルになったら割安感が凄いのでもっと買いたいと思いませんか?
下がってるものは怖くて買えないという人もいるかもしれませんが、8ドルだった有望銘柄が1ドルで買えるというのは割安感が強いので買いたいと思う人もいるのではないでしょうか。
しかし、それが失敗に繋がります。
「この銘柄は最高で〇〇円になったものだから今は凄く安くなってる」という理由で上場後1年未満の暗号資産を買うと大変危険です。
ビットコインのような歴史のあるものであれば話は別ですが、上場後1年未満の暗号資産だと想像を遥かに超えて暴落していくので割安感を頼りにして買うと大きく失敗してしまうんです。
なので、新規上場銘柄の大きな値動きで超短期トレードをするのであれば構わないのですが、長期目線で大きな利益を目指して投資をするのであれば1年は買うのを我慢しましょう。
勝てる投資家は待てる投資家です。
買いたいという欲望を抑えて待てる人が利益を大きく伸ばすことができます。
取引手数料で損をする
暗号資産取引所では、取引手数料を0.1%に設定しているところが多いです。
もし100万円ぶんの暗号資産を買って、そのあとすぐに売ったとしたら、往復で約2,000円の売買手数料を取られます。売買をたった5回繰り返すだけで1万円の手数料を取られてしまって1%も損をするのは勿体ないですよね。
この1%というのが意外と大きくて、取引回数が増えれば増えるほど勝てる勝負に勝てなくなります。月に平均1%の利益を出せる投資家は優秀と言われる世界なので、手数料1%がどれだけ大きいかが分かると思います。
ゆえに取引回数を減らし、じっくり待って大きな利益を狙うのが最善であるといえるでしょう。
良い投資は退屈なものである
「もし投資が楽しいもので、あなたも楽しんでいるようなら、おそらくあなたはお金を稼げていないだろう。良い投資とは退屈なものだよ」
世界三大投資家ジョージ・ソロス
これは世界三大投資家の一人、ジョージ・ソロスの名言です。
値動きのない相場や取引のない日はとても退屈でつまらないものですが、しかし世界的に有名な投資家がそう言うのであれば、そこに真理があります。
稼ごうと思ってトレードを頻繁に繰り返す人ほど相場の値動きに翻弄されて逆に損をします。頻繁に取引しながら安定して勝てる人はそんなに多くありません。
今日から投資を始めるぞ!早速この銘柄Aを買うわ!
買うのはまだ待ったほうがいいのに
ギャー!値下がりした!損切りするわ!
ほら見たことか。
何も持ってないのはつまらない。よし、銘柄Bを買うぞ!
それってただスリルを求めてるんじゃない?
ギャー!値下がりした!損切りするわ!
そして半年後・・・大暴落が到来
もうボロボロだよ。しかも手数料でダブルパンチ。投資やめます。
よし、私はこの暴落を何ヶ月も待ってたんだよ!私は今から投資を始めます!
勝てる投資家は待てる投資家です。大暴落が来るまで貯金をしながら待ち、大暴落したときに買って、あとはひたすら待ちましょう。